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はじめての中学受験でまず準備すること5選

SOCIAL STUDIES LAB / ARTICLE NOTE

はじめての中学受験でまず準備すること5選

公開日 2026.06.03更新日 2026.06.05

こんにちは、吉崎です。

「中学受験、そろそろ気になっています。でも、何から始めればいいですか?」

はじめてのご家庭から、よくいただく質問です。

結論から言うと、最初にやるべきことは、参考書を買い込むことではありません。まず整えるべきは、①受験の目的、②正しい情報、③生活リズム、④基礎学力、⑤親の関わり方です。

ここが整うと、塾選びや志望校選びで迷いにくくなります。逆に、ここを飛ばすと、偏差値や周りの動きに振り回されやすくなります。

この記事では、「今すぐやること」と「まだ急がなくてよいこと」を整理していきます。

目次

1. 「なぜ受けるのか」を親子で言葉にする

最初に確認したいのは、「なぜ中学受験をするのか」です。

難関校を目指すため、大学進学を見据えるため、校風が合う学校を探すため。理由はご家庭によって違って構いません。

大事なのは、親だけの理由にしないことです。小学生はまだ、自分で将来を言語化するのが得意ではありません。だからこそ、「どんな学校生活なら楽しそう?」と聞いてみる。ここからで十分です。

2. 志望校情報は、まず公式情報を見る

学校選びで最初に見るべきは、口コミではなく公式情報です。

募集要項、入試日、試験科目、配点、説明会の日程。これらは、必ず学校や自治体、学校団体などが出す一次情報で確認します。

特に中学入試は、学校ごとに出願方法や試験日程が異なります。「知っているつもり」が一番危ないところです。

3. 通塾前に、生活リズムを整える

中学受験は、勉強量が増えます。

大手塾のカリキュラムを見ても、新小4、つまり小3の2月頃から本格的な学習が始まる設計が多く見られます。だから、入塾前にやるべきことは、先取りよりも生活の安定です。

寝る時間、起きる時間、学校の宿題を終える時間。この3つが乱れていると、通塾後にかなり苦しくなります。

4. 学力準備は「計算・読解・漢字・地図」から

はじめの準備で、特殊算や難問演習を急ぐ必要はありません。

まずは、計算を毎日正確にする。音読をして文章を読む体力をつける。漢字と言葉を雑にしない。そして社会では、地図に慣れておく。

小学校社会は、3年生から地域、4年生で都道府県、5年生で国土や産業、6年生で政治・歴史・国際社会へ進みます。つまり社会は、暗記の前に「場所」「時代」「人々のつながり」を見る教科です。

5. 親の役割は「管理」より「整える」

親が全部を管理しようとすると、子どもは勉強を「やらされるもの」と感じやすくなります。

もちろん、丸投げでよいわけではありません。予定を見える化する。教材を置く場所を決める。終わったものに印をつける。困ったら一緒に相談する。

親の役割は、監督ではなく環境づくりです。ここを間違えないことが、受験生活を長く続けるコツです。

まとめ

はじめての中学受験で大切なのは、急いで走り出すことではありません。

目的を決める。一次情報を見る。生活を整える。基礎を固める。親の関わり方を決める。

この5つがそろえば、中学受験はかなり見通しやすくなります。焦らなくて大丈夫です。まずは、ご家庭の中で「何のために受けるのか」を話すところから始めてみてください。

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この記事を書いた人

中学受験社会の現役講師。都内の中学受験専門塾で社会・国語を担当。大手進学塾に12年間在籍し、難関選抜講座を歴任。授業力コンテスト全国大会での優勝経験を持つ。「センス不要。イメージを作って考える」を軸に、暗記だけで終わらない中学受験社会の学びを発信している。2026年6月より、中学受験社会のメディア「吉崎先生の中学受験社会ラボ ~イメージでわかる中学受験社会~」を主宰。

【おもな活動実績】
・KADOKAWA『中学受験 合格をつかむ自宅勉強法』社会攻略編 担当
・かんき出版『歴史の流れをまるごとインプット ビジュアルで中学歴史がしっかりわかる本』執筆協力
・マイナビ中学受験ナビ「イメージで覚える中学受験歴史」執筆担当(連載)
・マイナビ中学受験ナビ「中学受験のツボ[社会編]」執筆担当(連載)

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